06/11/10 21:28:09 BkEep4gu
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の米より拝借
むか~しむか~しそのむかし
圧政に苦しむ民衆を救いに来た解放軍は賞賛と拍手で迎えられた。
民は飢えに苦しみ、その殆どは病気に罹っていた。
惨状に他国の民は落涙し、元の国王を憎み、皆は解放軍に協力を惜しまなかった。
諸国の民は解放軍を讃え、有る者は金を、無い者は力を差し出し、またある者は惨状を広く世に伝えた。
解放軍の金蔵は諸国の民の支援によりたちまち満たされたが、金蔵の財宝は民の為に使われる事はほとんど無かった。
民は病気を抱えたまま、諸国へ追い立てられるように移住させられた。安住の地に落ち着いた民の中には、理不尽な理由でまた忌まわしい記憶の国へ連れ帰られた者も居た。
しばらくすると民衆のなかに疑問を持つ者が現れ始めた。
解放軍の無茶なふるまいに異議を申し立てる民は解放軍を崇拝する民衆に袋叩きに遭い、国を追われた。
解放軍は自らの身に付ける衣服や暖をとるための薪まで要求した。民の命を心配し、いぶかしく思いながらも他国の民は金と力を差出し続けた。
力を差出しに赴いたある他国の民に解放軍のヒゲを蓄えた幹部は、その民のなけなしの路銀を置いていけと要求したという。
多くの民は傍若無人の解放軍の長の振る舞いに、囚われの身にある者の行く末を憂い、解放軍に小さからぬ疑念を抱いた。
ある民は「解放軍」という名の他国の集団もこの解放軍のおかげで
信じられなくなっちゃった。とさ。
中世をイメージしてみました。
フィクションです。実在の団体
とは関係ございません。