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２９日の公明・共産の代表質問の様子が入ってきました。
毎日新聞 県議会：障害者条例案巡り代表質問 公明と共産、賛成示す
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県議会は２９日、障害者差別をなくす「障害者条例案」に関し、公明、共産両党の代表質問を行った。
両党は条例案に賛成の意向を示した。公明党は、条例案で定められた障害に応じて必要な支援をする
「合理的配慮」について「運用の際に指針を具体的に示す必要がある」と要望。
共産党は条例案に関連する自立支援法を取り上げ、法施行により負担の増している障害者への支援策を求めた。
公明党の塚定良治議員は、自民党に配慮した修正で本来の理念が損失されたとの懸念を示し、
堂本暁子知事の考えをただした。堂本知事は「より多くの人に理解を得られるようにしたのが
（修正の）特徴で、話し合いを通して解決を図るという理念は貫かれている」と理解を求めた。
一方、共産党の小松敦議員は、４月施行の自立支援法で障害者の経済的負担が増えている現状を指摘。
「全国に先駆けた条例を作ろうとしている県だからこそ、支援策を講じる必要がある。
『仏造って魂入れず』ということにはしないでほしい」と述べた。【中川紗矢子】