06/09/29 12:43:19 l3GHzrAs
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●障害者条例案 民主、自民配慮を批判県議会自民も「まだ相違点」
民主党の田中明議員は２８日の県議会代表質問で、自民党の意向に沿った形で作られた
「障害者差別をなくす条例案」に言及、６月議会で撤回された当初案を抜本的に手直し
したことなどについて堂本知事を厳しく追及した。県議会の単独過半数を占める野党会派
・自民党に配慮したことに対し、与党会派から疑問の声が上がる形となった。
田中議員は、条例案について「１会派の試案に内容が大きく影響された」と批判した
上で、悪質な差別事案の公表規定を削除したことなどについて「逃げ道を作っている
としか感じられない」と疑問を投げかけた。
これに対し堂本知事は「各会派や教育関係者などから、様々な意見をいただいた。一つ
一つ丁寧に検討し、条例案を作成した」と強調。「多くの方に理解いただける内容に
なったと考えている」などと理解を求めた。
一方、自民党の田口賢議員は「我が党の案とは根本的な部分でまだ相違点がある」と
指摘。差別を巡り提訴する障害者に県が費用面などで援助できることを明記した第２６
条などを削除する考えがないかただしたが、堂本知事は「制度の慎重な運用を図りたい」
と述べるにとどめた。（2006年9月29日 読売新聞）
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●県議会：障害者条例案の修正応じ、県を民主党が批判 ／千葉
…自民党の田口賢県議は、民事訴訟の際に必要な費用を貸し付ける経済的援助を盛り込んだ
２６、２７条を「容認できない」と削除を迫った。堂本暁子知事は「調整委員会が審査し、
慎重に判断する」と答弁した。…【中川紗矢子】(毎日新聞 2006年9月29日)
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●障害者差別禁止条例案 実質審議スタート
…田口氏は「わが党の案とはまだ根本的な相違がある。混乱や対立が生じることは絶対
反対。新しい組織の創設、民事への行政の介入は認められない」と指摘。その上で
「（教育分野の差別規定が）当初案から正反対といえるほど修正されたが、自ら絶賛
したものを、いとも簡単に修正するのはなぜか」。また、差別された障害者が訴訟を
起こす際、県の支援を定めた条文について「削除する考えはないか」と質問した。…
…田中氏は再質問、再々質問でも、悪質事案の公表規定の削除などを問題視し、「当初案
から変更され、削除され、ボロボロの状態。後退したと思うが」と意見を求めた…（荘加卓嗣）