06/11/04 06:03:40 CTIeWHUh
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北尾吉孝CEOの中国古美術品ビジネス
回答「中国政府が保証した事実はない」
一昨日、ヤフー上における「第1回・北京翰海オークション」が終了した。その内容に大きな疑問が投げ掛けられている。
中国は骨董品収集が大ブームで、オークションも盛況。オークション運営会社が莫大な収益をあげている。
一方のSBIアートフォリオ株式会社は、ライブドア騒動でお馴染みの北尾吉孝CEO率いるSBIグループに属している。
ヤフーも全面バックアップするアートフォリオ社のオークションに、なぜ誇大広告ないし虚偽の疑いがあるのかと言えば、中華
人民共和国には文物保護法という国内法があり、文化財の輸出等が厳しく制限されているからだ。模造品、贋物はともかく、本物
を日本に輸入することはほぼ不可能であるとさえいう。
そこで問題となるのが、品物と共に掲載されていた次の「証明書」である。
職員は「たしかに法律で骨董品の海外持ち出しはできないが、中には模造品を本物と偽って販売している会社もある」など
と述べた。しかし、翰海とヤフーという名前を出すと、「翰海という名前だけは知っているが、こちらは何も言えない」と一転、
歯切れの悪い応答にトーンダウンした。
中国大使館文化処にあらためて電話を架けた。質問状に対する回答は概略次のとおりである。
「文物保護法で(本物の)売買はできない。中国政府が保証するなどということはない。翰海に限らず、オークションで出品さ
れたものが、すべて本物だという保証も当然ない。人によって鑑定結果も異なる。」
すなわち、当の中国大使館が否定している以上、「中国政府保証書付きの商品」というヤフーの宣伝文句、さらに「証明書は中
国政府が作品自体について間違いのないことを保証したものである」とするアートフォリオ担当者の発言は、明らかな虚偽だと言
わねばならないのである。