06/10/06 15:02:35 eQNQEMCF
>>789-792
>高向王は九州の皇族であり、
根拠は?
おれはてっきり河内国錦部郡高向(地名)にいたと思ってたよw
そこなら高向臣・高向史・高向村主・高向調使など
乳母氏族の候補もあるし、そこ以外に本拠地があったとは考えにくいが。
高向史・高向村主・高向調使は漢人(あやひと)系だから
高向王の子の乳母について名前が漢皇子(あやのみこ)になるのも
いかにもありそうで自然だが・・・そうじゃなくて九州ねぇ・・・・
>九州は御存知天孫降臨の地ですから天照直系
飛躍のしすぎだろ。天武が天照大神の「直系」なんてのは歴史の記述を無視
したメチャクチャな電波か、さもなくば「直系」って言葉の意味が恣意的。
>天武は即位後遷都し近親による独裁制を敷いたとある
>壬申の乱がただの皇位争いではなく革命だったと考えればごく当然の事
そうじゃないだろ。革命なら危険を犯して自分を支援してくれた仲間に
多大な権力や地位を与えなければならない。なにしろ連中は
「天武はおれたちが天皇にしてやった」と自負してるだろうし、そういう事実が
なければ皇族をさしおいて臣籍の一個人が皇位を奪えないだろ。
天武が独裁的だったのは壬申の乱で旧来の守旧派豪族がおちぶれたから。
もともと律令制ってのは豪族の利権を削減して中央集権を確立するためだから
聖徳太子の頃にせよ天智天皇の頃にせよ、機会があれば
そういう方向にいこうとするのは最初からプログラムされた傾向なんだよ。
>仮に天智が大友皇子を溺愛していて大友皇子に皇位を譲ろうとしていたとしても
>大友皇子を1人暗殺すれば済むことではないのか?
暗殺ですむかどうかはその時の情勢や政治構造によるでしょう。
すでにそれぞれのとりまきがいて仲が悪かったのなら
警備体制もあり簡単に暗殺なんかできない。
それぞれのとりまきの各段階で利害対立が構造的におこってるんだから
徐々に戦争にむけての気分が醸成されていったんでしょう。