06/09/04 19:15:58 FCVuRurE
昨日夕方、池袋某所で「皇室と日本を考える会」が催されました。
この会は、インターネット上で知り合った有志の人々が、
皆で皇室と日本についてテーマを寄せて行う勉強会で、当会も数名がそれに参加いたしました。
今回のテーマは、「ナショナリズムの芽生え」でした。
幕末の日本の思想家についての説明と、現代の経済について触れられました。
大筋は、水戸学から幕末の維新運動までの思想動向でした。
そして、その中で日本のナショナリズムがどう形成されていったかの過程が説明されました。
一君万民型の国民国家の思想は、吉田松陰によって打ち出されたという話が特に意義深く感じられました。
また、幕末の思想に関して、それぞれの思想要素は、
現在間違って伝わっているというところに啓発を受けました。
いわく、当時対外政策に対しては、開国に対しては鎖国が対立軸としては正しいが、
攘夷に対しては撫夷(ぶい)が並び、両軸は交差していたという点です。
だから、維新の志士は開国で攘夷という人があったという話、更に国内に対しては、
尊王に対する思想は元来あまり無く、倒幕に対して対するのは佐幕であったが、
両者の志士たちはほとんど尊王であったという話に深い関心を感じました。
また、発表者の説明は、現代経済の分析に及びまして、次のように展開しました。
いわく、攘夷論において頑迷で信仰的だった一派と、冷静に内外の情報を見据える自覚的な一派とを比べ、
我々は後者に学ぶべきである。頑迷に陥って戦略を見失ってしまってはよくない。
昨今の反米風潮には、信仰的なものを感じるから、彼らにはより自覚的であることを望むということでした。