06/06/15 23:56:29 8PoEhUft
■■ 草莽崛起 ーPRIDE OF JAPAN 2006年06月15日 ■■ より
◆ 皇位継承制度の在り方に関する議論の中間的な整理-自民党内閣部会(6/13)で了承
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6月13日、自民党内各部会が議員30名の出席の下、中間整理案が提出され了承されました。
前回の中間整理(素案)より多少前進しているとの判断で了承されました。
下記がその中間整理案ですが、(略)
中間整理案は両論併記の記載ですが、圧倒的に男系維持派が多く、両論併記はふさわしくないことは、
前回の部会での反応であり、到底受け入れがたいものであったが、了承せざるを得ない格好になりました。
(略)
皇位継承制度の在り方に関する議論の中間的な整理
1、内閣部会においては、本年2月以来9回にわたつて、皇位継承制度の在り方について、勉強会を
行ってきたところであり、これまでの経緯を踏まえ、中間的に議論の整理を行うこととした。
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これまでの勉強会においては。「皇室典範に関する有識者会議」が昨年11月に提出した報告書について、
政府から説明を求めた後、4人の識者からそれぞれの意見をうかがい、各回ごとに質疑や意見交換を行ってきた。
2、その過程で、さまざまな観点からの意見が述べられたが、皇位継承制度のあり方については、大別すると
2通りの考え方が明らかにされた。
ひとつは、これまで、皇位が例外なく男系により継承されてきていることから、今後とも、男系男子による継承を
維持するための努力を尽くす必要があり、具体的な方法としては、昭和22年に皇籍離脱した、いわゆる旧皇族や
その子孫の男系男子について、皇籍復帰を図るべきであるとする考え方である。
いまひとつは、できることなら、男系継承が今後とも維持さけることが望ましいという思いを抱きつつも、現実には、
側室制度がない中で、今後、男系男子による継承を安定的に維持することはこ困難であることから、女子や女系の
皇族も皇位を継承できるようにすべきであるとする考え方である。
この勉強会は、皇位継承問題についてはの認識を深めるためのものであり、一定の結論を取りまとめるものではない
ことから、別紙においては、議論の方向性を示すのではなく、それぞれの違いをわかりやすく整理するという観点から、
中立的に整理した。
別紙は省略
※かつては乳幼児死亡率が高く、男系継承維持のためには、側室からの出生を含め多くの子供が生まれることが
必要であったが、現在では、乳幼児死亡率が低くなっているので、側室を置かなくても、男系継承について悲観する
ことはありません。
3、以上のような皇位継承制度の在り方についての意見の相違は、国家観や歴史観を巡る考え方や皇位継承に
関する国民意識のとらえ方などの相違を背景としているものと見られ、合意形成は必ずしも容易ではな。
しかしながら、いずれの立場に立つとしても、大方の意見は、今後、安定的な皇位継承を維持していくためには、
現在の皇室典範に定める皇位継承制度の早急な見直しが必要であると認めており、引き続き党内で検討を
進める必要がある。
※男系維持派は安定的な皇位継承ではなく、あくまでも男系継承を主張していました。
4、この中間整理を踏まえて、今後、党内の議論をさらに深めていくとともに、この中間整理がね広く国民の間で、
皇位継承制度についての理解を深めていただく一助になることを願うものである。(了)
以上が中間整理案です。