06/05/21 15:57:29 pogSlRIP
●「国連と世界革命を目指したコミンテルンとの類似点」
■超国家性
各国政府をスルーし、国連の各国支部たるNGOを媒介として直接国内社会に手を
突っ込む。国家を理念として敵視し、国家を超えた存在こそが正統であり、国家を
支える伝統や文化を「進歩への障害」として排除することを理想とする。
■個人解放を社会変革目標とする原理主義的イデオロギー
国連がいう「人権」の内実は、マルクスの唱える「個人の阻害からの解放」という理想
への橋頭堡である。家族、伝統・文化、国家というあらゆる人間の共同体を崩して
いった結果「人類の解放」という理想が実現されるとして、その社会制度や既存の
文化や常識の掘り崩しを狙う。
●国連人権委員会がいかに勧告を乱発しているか。
●最近の日本への勧告からちょっと拾っただけでも、元慰安婦への補償、ジェンダー
・フリー推進、教科書の記述の是正、死刑制度批判まで幅広い。
●国際人権規約、人種差別撤廃条約、女子差別撤廃条約、児童の権利条約などを根拠
にして、締約国に対して具体的な国内法の改正を行わせているのである。要するに
「内政干渉」まがいのオン・パレードである。
●国連憲章では加盟国の主権は神聖なものとされているのになぜこんなことになって
いるのか、しかも、日本のような先進国がなぜしばしば断罪されるのかというと、
日本からのNGOなどによって日常的に針小棒大の通報が行われ、それを国連の
委員会がまともに受けて取り上げているからだ。
●先進国のなかでもアメリカなどは賢明にも国連のそうした多くの条約を批准しない
し、また途上国も大半は「わが国の社会にそぐわない」と明確に主張することで、
たとえ援助目的で批准したとしても、具体的には実行する気配もない。
●ところが、ネオ・マルクス主義によりエリート官僚や政治家、マスコミがすっかり
骨抜きにされてしまった日本だけは愚かにも唯々諾々と受け入れ実行している。そこに
は日本特有の国連信仰、国連崇拝の決定的な危うさがあるのである。