06/06/07 19:34:41 2XNCJiku
○県が意識調査 虐待受けた大人、身近な子に暴力 URLリンク(www.chibanippo.co.jp)
深刻化する児童虐待に対する県民意識を明らかにしようと、県が実施した「子育て支援・児童虐待
防止に関する意識調査」結果がまとまり、六日に開かれた県社会福祉審議会・社会的養護検討部会で
示された。これは抜本的な児童虐待防止対策を考える上での基礎資料となる初の調査。調査結果では、
過去に虐待などを受けた人が、自らも虐待してしまう傾向がデータで示唆されたほか、子育て世代の
専業主婦の方が仕事を持つ女性より多く「虐待した・しそうになった」ことも明らかになった...
...調査結果では、児童虐待に対する県民意識(複数回答)として、「子どもの心や体の成長を傷つける
重大な問題」と八割が認識。「保護者の子育てに対する意識が低下」(59%)、「保護者も孤立し支援を
求めている」(40%)、「子育ての保護者には、だれでも起こりうる問題」(31%)との回答が多かった。
過去に虐待されたり、DV(ドメスティック・バイオレンス)被害を受けた経験との関連では、過去に
そうした被害経験を持つ回答者のそれぞれ24%、15%が「身近な子どもに虐待と思われる行為をした」
と回答。「しそうになった」も、ともに24%あり、強い関連性が示唆された...
...「児童虐待での広報の工夫」「専業主婦への子育て支援のあり方」「子育て支援サービスとニーズを結ぶ
人材育成」「町村部での虐待認識の徹底と相談窓口の周知」といった課題を抽出。今後の施策づくりに...
○虐待に連鎖傾向 県調査 元被害者24%が加害者 URLリンク(www.yomiuri.co.jp)
...児童虐待について、「したことがある」と答えた人が7.1%、「しそうになったことがある」との
回答も13.7%あった。特に25~44歳の子育て世代の専業主婦では、「したことがある」が12.8%、
「しそうになったことがある」が24.0%にのぼり、専業主婦への子育て支援が課題として浮かび上がった。
また、過去に親などから虐待を受けた経験がある人のうち、23.6%が「身近な子供に虐待をしたことが
ある」と回答。虐待を受けたことがない人では4.7%だった。虐待とDV被害経験の関連を見ると、DVの
被害経験がある人のうち14.6%が「虐待をしたことがある」と答え、被害経験のない人の6.2%を上回った...
●県、障害者条例案修正へ URLリンク(www.yomiuri.co.jp)
県議会で継続審議となった「障害者差別をなくす条例案」について、県は6日、同条例案をいったん
取り下げ、改めて修正案を提出する方針を明らかにした。山口忠則・健康福祉部長は読売新聞の取材に
対し、「(条例の)理念を消さない形で6月県議会に提出したい」と述べた。
自民党は、就学や雇用に関する条文について「現場に混乱を招きかねない」などと反発。教育関係者
の抵抗も強く、県は、「障害を理由として、本人または保護者が希望しない学校への入学を強いること」
を差別とする条文の修正を避けられないとしている。
同党からは「全面的に書き換えが必要なら、9月議会に出し直せばいい」との意見も出ており、提出は
先送りになる可能性もある。(2006年6月7日 読売新聞)