06/06/06 20:56:05 Wyo8l7Dw
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)
●県提案、自民政調が了承
男女共同参画センター問題
自民党県連の政調会が5日開かれ、2月県議会で同党の反対によって否決された
男女共同参画センター設置関連条例案に関連し、県側から、センターの名称を
「ちば県民共生センター」とし、千葉市稲毛区と柏市の2か所の設置を柱とした
条例案を6月県議会に提出するとの方針が示された。政調会はこの方針を了承し、
男女共同参画事業を巡る県と同党の対立は解決に向かう見通しとなった。
2月県議会で廃案になった条例案では、千葉市稲毛区と柏市、館山市に
男女共同参画センターを設置することになっていた。県側の提案では、館山市への
設置を取りやめ、名称から「男女共同参画」の文言を外した。千葉市稲毛区では
県青少年女性会館、柏市では「さわやかちば県民プラザ」を利用してセンターを
設ける。県側の提案を了承した理由について、同党県連の斎藤万祐政調会長は、
既存施設2か所での設置であれば経費が抑制できる点をあげた。
また、センター事業は本来、市町村が担うべきものとの考えも示し、県側には
事業の市町村への早急な移管を求めたことも明らかにした。
2月県議会での条例案否決に伴って、県の男女共同参画事業の推進拠点だった
県女性センターは閉鎖され、県は相談事業だけを行う緊急措置を取っていた。
県男女共同参画課によると、センターには相談事業のほか、男女共同参画の
啓発機能などを持たせる方向で調整しているという。
一方、2月県議会で継続審議となった「障害者差別をなくす条例案」に
ついては、5日の政調会でも教育現場での混乱を懸念する意見が相次いだ。
これに対し、山口忠則・県健康福祉部長は「(条文の)修正を検討する」と
述べたという。
(2006年6月6日 読売新聞)