06/04/07 20:11:57 KivIoP7V
>>269 の展開
政策協定物別れ、確認書交わし公明が自民・斎藤氏推薦
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自民党県連の浜田靖一会長と公明党県本部の吉野秀夫代表は５日、都内の
自民党本部で会談し、「障害のある人もない人も共に暮らしやすい千葉県
づくり」の実現や「女性施策」の前進に努めることを確認した。会談を受けて、
吉野氏は、衆院千葉７区補欠選挙に自民党が擁立する新人、斎藤健氏（４６）
の推薦を明らかにした。
中央で連立を組む両党は、堂本県政では与野党に分かれる。２月県議会で
自民党県議団は、「障害者差別をなくす条例案」を継続審議とし、「男女
共同参画センター設置」関連条例案を否決。自民党から斎藤氏の推薦依頼を
受けた公明党内には、消極的な意見が続出していた。
公明党側は３日、〈１〉「障害者差別をなくす条例案」の早期成立を目指す
ことを確認〈２〉千葉県の「女性施策」前進に誠意をもって努める―の
２点について政策協定を結ぶことを、斎藤氏推薦条件として提示した。
これに対し、自民党側は「国政と県政は別次元」と猛反発。4日には表現を
改めた協定書案が自民党側に示されたが、民主党の「偽メール」問題を背景に、
「公明党の推薦なしでも勝てる」との思惑のある自民党側は難色を示し、
政策協定の締結は物別れとなった。
危機感を抱いた自民党本部の武部幹事長が仲介に乗り出し、４日夜、同党
県連の金子和夫幹事長に電話で「この問題は私に任せてほしい」と伝え、
金子幹事長も「国政選挙の推薦に県政の話を持ち出すのは筋が違う」と指摘
したうえで武部幹事長に委ねた。その結果、両党県組織代表の署名はあるものの、
幹事長クラスは署名しない「確認書」を交わして公明党が推薦する、極めて
異例の決着となった。
浜田会長は「武部幹事長の強い思いがあった」と説明。「（県議に）理解
していただくしかない」と述べた。
同補選には、民主党が新人の太田和美氏（２６）、共産党が新人の徳増記代子
氏（５３）を擁立する。（2006年4月6日 読売新聞）