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堀江被告指示を証言
LD公判で宮内元取締役
ライブドア(LD)事件で証券取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載など)の罪に問われた前社長の堀江貴文被告(33)の第五回公判が十五日、
東京地裁(小坂敏幸裁判長)で開かれ、検察側証人の元取締役、宮内亮治被告(39)=同罪で公判中=を証人尋問した。
宮内被告は検察側が粉飾と指摘する二〇〇四年九月期連結決算への自社株売却益の計上について「〇三年秋、堀江被告が報告を受けた際『そんなもうかっちゃうの。
予算に乗せなきゃ』と言い、社長なので指示と受け止めた」と証言した。
また自社株売却益をLD側に還流させる仕組みは「(死亡した元子会社役員の)野口英昭さんが自分に提案した。会議で堀江被告に報告され、了承された」と述べた。いずれも検察側の主尋問に答えた。
堀江被告の公判で“盟友”とされ、LDナンバー2だった宮内被告の証人尋問は初めて。尋問は九月末まで五回にわたって続く予定。
証言によると、自社株売却は〇三年秋、LDが株式交換による買収を交渉していた携帯電話会社クラサワコミュニケーションズ側から現金を要求されたことがきっかけ。
野口さんは現金を用意するため、LDが堀江被告個人所有のLD株を借りて売却する仕組みを提案。その際、誰のLD株が売却されたのかを分からなくするため、投資事業組合などを経由させることになった。
クラサワに続き、金融会社ウェッブキャッシングの買収でも自社株売却益を還流させることになり、報告を受けた堀江被告は「またもうかっちゃうね」と話した。
堀江被告は同期連結決算の経常利益の予想を二十億円から、三十億円、五十億円と順次上方修正を指示。
「足りない」と宮内被告が報告すると「売り上げつければ何とかなるでしょう。やり切るしかない」と話し、宮内被告らは買収予定二社との架空取引による売り上げを計上した。
宮内被告は堀江被告が粉飾と認識していたかと問われ「期末の一カ月に大きな金額が計上されているので、分かっていたと思う」と証言した。
堀江被告は無罪を主張しているが、宮内被告は捜査段階から粉飾決算などを認め、堀江被告の関与を供述。検察側は宮内被告の証言を立証の柱に位置付けている
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