06/02/15 13:23:28 rDFZt6OG
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小泉首相が…本当の事を言わない理由 上 、 浅井隆・著 第二海援隊 2005年12月刊
著者は2007年から2011年の間に、我が国で国家破産現象が表面化するだろうと見ています。
その現象とは「ハイパーインフレ」と「大不況」です。この本によれば「国民の40%が乞食同然になる」
ということですから、現在は中流レベルの生活をしている人でもノホホンとしてはおれないでしょう。
日本は地球上でも有数の工業技術力をもつ立派な資本主義国家である。GDPで見れば世界第2位の規模を
誇る経済大国でもある。世界をリードすべきその国で、ここまでメチャクチャな財政運営が行なわれていると
は、ふつう誰も考えないであろう。
世界のほとんどの著名経済人や政治家が名を連ねる「世界経済フォーラム」の最新ランキングで、日本は
国家財政において全世界117カ国中114位という信じがたい烙印を押されている。かつて内戦で人口の
大半が消えて今も政情不安定なカンボジアより、この日本の方が下なのである。
国民の多くはその実態を知らない。マスコミがそれを報道しないからだろうか。あるいは、政治家・官僚が
ごまかし続けているからなのか。それとも私たち日本人がよほど無能ということなのか。
私たち日本人は今、大いなる誤解と錯覚に陥っている。現在の豊かな生活がまだまだ続けられるという錯覚。
国が潰れるはずなどないという錯覚。そして今、その拠りどころになっているのが、小泉政権下で改革が進ん
でいるという錯覚である。
確かに、小泉氏は「改革もどき」を実行しているかもれしない。しかし、借金の加速度的膨張は延々と続い
ているのだ。このまま毎年、同じような借金を重ねていけば、遅くとも5年以内、早ければ2年以内に、私た
ちの日本国は今までとは全く違う姿に変わってしまうだろう。
そのときには一生忘れることのできないカタストロフィ(破局)が私たちの目の前に突然現れ、私たちは
「自分の人生にこれほどのことが起こるのか。経済というのはこれほどの惨状を呈することがあるのか」と
思い知らされることになるだろう。