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【在日はNO】 在日韓国人弁護士 家事調停委員への採用を拒否される
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家事調停委員をご存じですか。離婚調停など、家事調停での仲裁役のことで、
各地の弁護士会から推薦された弁護士などが務めている。ところが、兵庫県
弁護士会が在日韓国人弁護士を推薦したところ、裁判所側が国籍を理由に辞退
させる“事件”があった。「人権の砦(とりで)」である裁判所が自ら下した
「在日はNO」。法律上の明文規定さえないこともあり、今、法曹界の大問題
に発展している。
家事調停委員の道を閉ざされたのは兵庫県弁護士会所属の梁英子(ヤンヨンジャ)
弁護士(48)。父が在日一世、母が二世の在日韓国人である。東京都板橋区
生まれの大阪市育ち。神戸大学法学部卒業後、専業主婦を経て一九九〇年に司法
試験に合格した司法修習四十五期生だ。
その人となりを、同期の弁護士らは「あっけらかんとしてユーモア精神たっぷり。
周囲はいつも、彼女の冗談を期待してました」「修習生仲間から絶大な人望が
あった。法律論に強いくせに、意見を押しつけず、人の話をじっと聞いてくれる
タイプ」と話す。年下の修習生たちから“お母さん”の愛称で慕われたゆえんだ。
(中略)
一方、弁護士たちは「日本の司法試験に合格した弁護士に対し、その結果に
基づく調停委の資格活動を制限するための合理的説明になっていない」「職業
選択の自由を侵害している」との批判を強めている。指摘どおりなら、最高裁
と憲法違反という、とんでもなく重いテーマとなる。来春の日弁連会長選挙に
向け、梁さん問題に取り組む公約を検討中の出馬予定者もいるといい、弁護士界
あげての事案になりそうだ。
「それにしても」と言うのは、在日外国人問題に詳しい岡崎勝彦・山陰法科大学院
教授(公法)だ。「日本という国は、差別の扉を一枚こじ開けても、また一枚、
また一枚と新しい扉が出てくるんですよね」。梁さんが今、痛切に感じているのも、
そういうことではないだろうか。