05/05/17 17:11:09 TG2yzZeD
「差別問題がテーマだったはずの人権擁護法案が言論抑圧の法案となり、
ダイレクトメール業者などが主な対象だったはずの個人情報保護法案も
趣旨がすり替えられた」(江橋崇・法政大教授)
URLリンク(www.asahi.com)
監獄等主として公権力による人権侵害の救済をうたったパリ原則が
いつのまにか私人間の人権侵害を扱う法案の原点のように持ち出され
るのも趣旨のすり替え。
反対派議員の先生も「趣旨には賛同するが」と簡単に言わない方がいい。
まず原点に立ち返り、そもそもこの法案の初めは何だったのかを考える
べきだ。推進派の言う、「今、可哀想な人、差別されている人を、一刻も
早く救いたい!」って、いうのからどうも胡散臭い。臭杉。腐敗してるな。
どこでどういう人が困ってるのか、今すぐにでも救済されなきゃいけない
人って誰なのか?具体的な事例の検証からはじめなければいけない。
パリ原則に立ち返れば、現在の日本の人権擁護法案がいかに歪んで変質さ
れたものかがわかると思う。いったい誰がパリ原則を悪用して、『人権擁護』
に名を借りた、言論弾圧と差別助長が目的の差別利権創造法案を生み出した
のであろうか?
広島の教育界の惨状をもみないで、推進派のいう「可哀想な人、差別されて
いる人」の言い分だけを無批判に信じ受け入れる事はそれこそ公平じゃない。
それに、国家としての優先順位を考えてたら、生命の危機に瀕している人の
多いホームレスの問題を先に何とかするべき。それとも、日本は生存権よりも
定義の曖昧な『人権侵害』の方が優先されるのかな?
それこそ、憲法にある『法のもとの平等』に反するし、個人の権利として
生存権は最も尊重されるべき、優先順位の高い権利ではないのか?