05/09/06 03:06:48 4+9nT141
>>338
どういう形であるにせよ何らかの事件の被害者やご遺族さんに会ったなら
話を出来る限り聞いてやってほしい。「忘れるのが大事」とか「子供さん
は蘇らない」とか、つい言葉に出そうな自分の意見は一切言わないで、
ともかく、ひたすら聞いてあげてほしい。無論…無理やり聞き出せと言ってる
のではない。そういう機会があったら腹括ってどこまでも聞いてあげてほしいという
だけ。
日本人は民族性もあるんだが感情を表に出すのが、とても下手だし「誰も怨んでは
いけない」というような事や説教じみた事をつい言ってしまいがちになる。だが、
家族の1人を死なせた…特に殺人なんかで別れる羽目になった人の心はそんなに簡単じゃない。
子供を失った絶望や憤りや自責。あらゆる事がゴチャゴチャになって1人ではどうしようもなく
なっている場合がとても多いんだよ。でも、それらから周囲も他人も、どうしても目を背けて
しまいがちなんだ。
あまりに生々しい感情で、聞くのも感情を持ってる人にも耐え難いような凄いものになることが
多いからでもあるんだけど。自責の念や生きなければならないけど、思うように生活が出来ない
具体的な悩み、周囲の無理解から犯人への怒りなど、ともかくゴチャゴチャになってるんだね。
それをどうにかするには、もう本人が話して、考えて、自分で結果を出すしかない。正しい応え
なんてないよ。これは人それぞれ本当に違うことだから。周囲に出来る事はその感情を持ってる人が
それを何とかする自分なりの解決法を探す手伝いをしてあげることだけ。
それには…話を聞いてあげることしかないんだ。こちらの意見や価値観を押し付けたりせず、彼や
彼女の考えを纏める助けをするくらいしかできない。
少なくとも…心がけられるのはそれくらいだと思う。無論、簡単なことでもないし訓練も居るが、
そういった心がけをするだけでも十分意味になると思う。