22/08/20 16:16:27.06 wUBu+BsP0.net
>>219
19世紀半ばの英国が中国と貿易する際に、英国が中国から買いたいものは多かった
(特に茶葉、絹、陶磁器~どれも産業革命以降に豊かになった市民層に大人気で需要が高かった)
一方、資源が豊かだった中国がイギリスに買い求めるものが大してなかった
(産業革命は起きておらず、市民階層など発達していないから、英国の作るものを大量に買いたがるような人達もいない)
赤字貿易に苦慮した英国はインドで生産したアヘンを中国に売るという挙にでた
(勿論、中国でもアヘン輸入は違法だが中国の現場の役人達は賄賂漬けでいないも同然だった)
当然、風紀は乱れるし、逆に赤字貿易になるしで中国にいいことは一つもないんで
とうとう中国の中央政府(清王朝)は麻薬輸入を強硬的に禁じる手段に出た
反発した英国と中国の関係はこじれていき、戦争に至った