24/03/15 09:30:35.33 pXPQgzcR0.net
川本三郎「私が選んだベスト5」
近年、韓国や台湾の小説が日本で広く読まれるようになっている。
異文化というより同じ時代を生きる者としての共感が日本の読者にあるのだろう。
台湾の若手作家、林育徳の『リングサイド』は熱烈なプロレスファンを描いた短篇集。実に面白い。
台湾ではプロレスは超がつくマイナーなスポーツ。それを応援するファンのけなげな愛情が心を揺さぶる。
プロレスが好きというと必ずあんなものはやらせだと批判される。それに対しプロレス好きの祖母はいう。
「私らは“わざ”を観てるのさ。勝ち負けじゃないよ」。心がこもっている。
URLリンク(www.bookbang.jp)
>プロレスが好きというと必ずあんなものはやらせだと批判される。
いい年してプロレスなんかに熱中している人間に対する周囲の反応はどの国でも一緒