20/04/04 14:21:08 K7/fBd0u00404.net
ラジウム２２６はウラン系列で半減期の長い親核種から自然環境下で生成されている。
この状態を放射平衡といい、親核種の半減期がとびぬけて長い場合は過渡平衡を起こす。
親核種，娘核種の原子数をN1(t)，N2(t)，崩壊定数をl1，l2，半減期をT1，T2，放射能をA1(t)，
A2(t)とすると，十分な時間が経過すると以下の式が成り立つ．
N2(t)／N1(t)＝l1／(l2−l1)
A2(t)／A1(t)＝l2／(l2−l1)＝T1／(T1−T2)
また，親核種の半減期が娘核種の半減期に比べ非常に長い場合は，十分な時間が経過すると
N2(t)／N1(t)＝l1／l2
A2(t)＝A1(t)
となり，親核種と娘核種の放射能が等しくなり，娘核種は親核種の半減期で減衰し，減衰曲線は水
平となる。
この場合、トリウム２３０が親各種で７.５万年であるが、さらにもっと長い半減期の親各種がある。
最も長いのがウラン238の４４．７億年。それに比べれば1600年は短いのでほとんど変化しない。
これがちゃんと言えるかどうかで、学歴がどの程度かばれてしまう。