19/11/27 09:07:35 Pm3uBqnUr.net
これってどう思う?
やっぱりおべんちゃらかな?
宮田:それに前田さんって、今でもすっげえ強いですから。スパーリングもさせてもらうんですけど、ホントに強いですからね。
―前田さん、今もスパーリングされるんですか!?
宮田:やります、やります。当然、現役から離れているからスタミナはないですけど、パスガードとかハンパないですよ。
スパーリングではまず極められないですから。
僕も昔は色々な所に出稽古に行ってたし、グラップリングでも日本トップクラスの自信があるんですけど、お世辞抜きでやられますからね。
極めというよりも、痛いんですよね。一個一個の技が。
―なんか分かるような気がします(笑)。
宮田:スネを極めたりするんですよ。自分のヒジを相手のスネに当てて、その相手の足の先を持ってグイ〜って引っ張るんです。
すっげえ痛いし、体重もあるから、そこにガ〜って体重をかけられると、もう。
―体重を乗せられただけでも折れちゃいそうですよね。
宮田:あと、肋骨の間にヒジを入れて、そこに体重を乗せてペキペキペキ……とか。
だから、色々言う人は一回やってみたほうがいいですよ。僕もこの世界に入った頃は、噂で「プロレスラーは弱い」っていうのを聞いていたんですけど、マジ強いですから!
僕、最初にスパーした時、遠慮してやったんですよ。「親父に勝ちたくねえ」みたいな気持ちって分かりますよね?
―分かります。それに前田さんは現役ではないわけですから、競ったってしょうがないですからね。
宮田:最初は「あっ、スパーをやってくれるんだ」って思って、「いい記念になるな」みたいな感じでやったんですけど、そうしたら「あ、あれ……?」って。
それから本気でやるようになりました。あと、技術的な事で言うと、僕が試合でやっているグラウンドでのボディコントロールというのは、前田さんとやっていることなんですよ。
ずっと相手に圧力をかけて、相手が動いたらまた違うところに行って圧力をかけるという。
それで相手はすごく削れているはずなんですよね。僕も疲れますけど、僕以上に相手は疲れちゃって、最後まで得意のパターンは出させないで勝つという。その練習は前田さんとやっているんです。