24/03/06 23:09:25.76 QMOTfS2o.net
秋日は淒淒(せいせい) 多くの草木もみな枯れ萎しぼむ
災いと憂いに悩み苦しみ疲れ果て どこに行って身を寄せたらよいのか
冬日は烈烈 寒風は発発
人々は幸せなのに 私独りなぜこのように不遇で心を心を痛める
奴らは大いなる悪を働いているのに
その咎を知るものはいない
あの泉水を見れば、清んだかと思うと濁る
私は日々災いにあっているが
いつかは事態が好転するのだろうか
あの鷲は あの鳶は 高く飛んで天に至るのに
あの鯉は あのナマズは 潜んで淵に逃れられるのに
理解者に歌を作り 哀しみを訴える
詩経
小雅 谷風之什 四月より