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中国鄭州市のショッピングモールの上空で行われたパフォーマンスショーで、演出に使われていたドローンのうち複数機が墜落する事故が起きた。映像を見ると、上空から次々とドローンの雨が降ってくる前代未聞の事態になっている。
【映像】ドローンの雨が降ってくる現場
このショーでは、青く美しい光を放った約200機のドローンが夜空を舞い、ショッピングモールの名前を形成するなど、幻想的な風景で観客を楽しませた。しかし、そのうちの10機が、パフォーマンス中に制御を失い上空から観客に向かって墜落した。
動画には、墜落してきたドローンが地上の建物や車にぶつかる様子や、観客らが「気をつけて！」「下がって」と互いに声をかけ、勢いよく落ちてくるドローンから逃げる様子が記録されている。
観客の1人は、米メディア「ヴァイス」に「どんどんドローンが落ちてきました。遠くまで飛んでいったものもあれば、木にぶつかったものもありました」と事故当時の様子を語った。
墜落した10機のドローンは、イベントスタッフにより回収され、残りのドローンも緊急着陸の措置がとられたそうだ。幸い、ショーを見ていた約5000人の観客らに怪我はなかった。
中国での報道によると、ドローンが墜落した詳しい原因は定かではないが、主催者は「操作ミス」の可能性が高いと話しているという。
中国ではここ数年ドローンによる光のショーがトレンド化している。政府機関や企業、観光地などがプロモーションの一環として、ドローンを使った豪華な演出を依頼することが多いそうだ。
その一方でドローンの墜落事故は後をたたず、今年1月にも、重慶市で試運転中のドローンが建物に衝突し、落下する事故が発生している。
URLﾘﾝｸ(news.yahoo.co.jp)