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浅田「でも、タンゴはもっと近いんですよ。『おでことおでこをくっつけて歩くってどういうこと?』って、恥ずかしがっている時間もなくて。今までフィギュアスケートや社交ダンスをやっているときは、きれいに踊らないといけないとか、辛くても元気に見せないといけないとか、自分の感情を無理にコントロールして踊ることが多かったんですけど、タンゴと出会ってからは自分の感情に対して嘘は付かなくていいんだということを感じました。辛かったことも苦しかったことも、自分の人生を隠さなくていいっていうことにすごく惹かれた。陽だけではなく陰の部分も出せるから、踊っていても心地がいいんですよ。自分はまだまだ始めたばっかりですけど、この先もどっぷりはまっていくんだろうなと思っています」
本場アルゼンチンでも実現不可能な豪華オルケスタ
――本作は、芝居仕立てのレビューとコンサートの2部構成。第1部では、水さんと浅田さんは1人の男性を取り合う恋のライバルを演じるとか。
浅田「どんな物語になるのかちらっと伺いましたが、今は不安でしかないです(笑)。こういったことをするのが人生で初めてなので、『ちょっと待って、この私が!?』ってなりました」
水「そういう意味では、誰も知らない浅田舞さんが見られます」
浅田「そうですね、私も知らない私です」
浅田「水さん含め素晴らしいメンバーの方々と一緒にステージに立てるという喜びを胸に、皆さんの波と風に置いていかれないように、私自身楽しんで素晴らしい物語とタンゴをお届けできるよう精一杯頑張りたいと思っています。11月にステージでお会いできるのを楽しみにしています!」
勝負の日に身に着ける、勝負色はありますか?
浅田 舞さん
「今は特に決まっている色はないのですが、子どもの頃フィギュアスケートの大会に出る時に、母が衣装の裏側にお守りとして金色のスパンコールを1つ縫い付けてくれていました。大切な思い出です。アルゼンチンタンゴも衣装を制作しているので、これからは自分で縫い付けてみてもいいなぁと思いました」
浅田 舞(あさだ・まい)
愛知県出身。7歳からスケートを始め、女子フィギュアスケート選手として活躍。現役引退後はスポーツキャスターやタレントとしても幅広く活動を展開。2017年には初の本格的舞台女優に挑戦している。2021年、テレビ番組の企画をきっかけに社交ダンスに挑戦し、2022年三笠宮杯全日本ダンススポーツ選手権(全日本シニアⅠ)では準優勝。以前試合に向かう行き帰りにアストル・ピアソラの曲を聴いていたというエピソードを知ったプロデューサーの誘いでタンゴを始め、今年1月にはタンゴ公演『Alma de Tango タンゴの魂 2023』にゲスト出演。4月にはアルゼンチンへ留学を果たした。7月には『ラミーロ・ガジョ・グランオルケスタ特別来日公演』にダンサーとして出演。
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