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ところが、受験前のある日、いつもの神社で柏手を打ち、合格の祈願をして手を合わせていると、急に血の気が引き、心臓の鼓動が大きくなって、その場に倒れそうになった。
そして、別の声が彼の口から出てきて
「我は元の神である。約束の年限が来た。お前を神の社(やしろ)として貰い受ける」
という言葉を発したのである。
この日から食べ物は一切受けつけず、体は小刻みに震え続け、血を吐くような苦しみが三日三晩続いた。
それが治まった時、天理教の教祖・中山みきが示したという教義を、老婆の声で語り始めたという。
「神の社になれと言われても当時十八歳の私には何がなんだか分かりませんでした。言葉が勝手に出てきてしまうのです。父は私が気が違ったといって怒鳴りましたが、母はかばってくれました」
ねえねえ?
こんなことって本当に有り得るの?
有り得なくない?
おかしくないか
父親にキチガイだと言われたって…
その通りだって