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熱中症予防に梅干しを 高知よさこい祭り
2015年8月10日 20時24分
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厳しい暑さの中、高知市で行われているよさこい祭りの会場では、
水分と共に塩分を補給してもらって熱中症を防ごうと、踊り子たちに梅干しを振る舞っています。
高知市のよさこい祭りの会場の梅ノ辻競演場では、町内会が踊り終えた踊り子たちに飲み物などを配る接待所を設けています。
この接待所では、踊り子たちが大量の汗をかいて熱中症になる恐れがあることから、
水分と共に塩分を補給してもらおうと、「梅ノ辻」の「梅」にちなんで、「梅干し」をふるまっています。
梅干しは町内会の女性たちによる手作りで、１０日と１１日の２日分として、およそ３０キロ準備したということです。
踊り子たちは接待所に駆け込むと、麦茶やレモン水とともに梅干しを食べて、足早に次の会場へと向かっていました。
梅干しを食べた男性は、「とても暑いですが、このような接待所があってありがたいです。梅干しで体をケアして、このあとも頑張ります」と話していました。
梅ノ辻町内会婦人部の浜田あやをさんは、「喜んでもらえて嬉しいです。暑さを吹き飛ばして熱中症にならないように頑張ってほしいです」と話していました。
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高知市のよさこい祭りが縁で結婚７組 愛媛などのチーム
2015年08月11日14時38分
URLﾘﾝｸ(www.kochinews.co.jp)
燃え上がるよさこい、恋も燃え―。
愛媛県など４県から踊り子が集まった「よさこい演舞連ほろろ」は愛に溢れたチームと評判だ。
総勢約１００人のうち、チーム内で知り合って結婚した男女が７組、来年にはさらに１組がゴールインする予定だ。
「チーム内での恋愛には責任を持つ」というルールまで存在するらしい。
「責任とは、遊びじゃなくて真面目に恋愛しようという意味です」とチーム代表の松藤裕介さん（３０）＝松山市。
「みんな、よさこいが好きで集まったのに、破局して男女どちらかがチームを去るのは悲しいから」
実は松藤さん自身がチーム内結婚。２０１２年のことだった。
この年、チームは初めて高知出場を果たし、踊り子の数は３０人ほどから一気に１００人規模に増えた。
同時にチーム内恋愛、結婚も…。
今年は出産や子育てのため、夫婦での参加は１組だけ。夫だけが高知へやって来た人もいる。
１０日午後、地方車から息ぴったりの「夫婦あおり」を見せつけたのは加藤洋平さん（２８）、あゆみさん（２９）夫婦＝愛媛県新居浜市。
なれ初めを尋ねると、洋平さんは「特に意識してなかった」。あゆみさんも「最初は気にしてなかった」。
それが週２回の練習を通じて「彼はムードメーカー。みんなを引っ張っていく姿に…」と変化し、「彼女が家の電球が切れた、背が届かないので直してって」と発展した。
交際から２年後の昨年４月に結婚し、今年２月の結婚式では駆けつけた「ほろろ」の仲間が乱舞した。
来年結婚する予定の植田一平さん（２７）、石川明佳（はるか）さん（２６）＝いずれも高松市＝はともにチーム内で指導的な立場。
よさこいを通じ、普段と違う相手の一面に気付いたという。
「彼女は周囲の人をしっかり支えることができる」と植田さんが言えば、石川さんも「彼はチームの仲間の話をしっかり聞いて、自分の言葉で話せる人」。
二人で高知のよさこい全国大会を見物するなど「よさこいデート」を重ねている。
本祭２日目。「ほろろ」は今日も愛を振りまいて踊っている。