14/06/26 09:47:31.50 .net
高橋論文続き
戦後社会と民主主義について深く検討する本が続けて現れた。
今の時期にこそふさわしいこれらの本の、大きな特徴は、どちらも、女性によってかかれ、天皇制に言及があることだ。
上野千鶴子は、いわゆる「改憲」でも「護憲」でもなく、憲法を一から選びなおす
「選憲」の立場をとり、その際には、天皇条項を変えたい、とした。
象徴天皇制がある限り「日本は本当の民主主義国家とはいえ」ないからだ。
いや、理由はそれだけではない。
「人の人生を『籠の鳥』にするような、人権を無視した非人間的な制度の犠牲には、誰にもなってもらいたくない」からだ。