15/04/29 06:52:38.59 3Jp/Kvm2v
よくスポーツ紙に全面広告を掲載しているので、見たことがある人も多いと思う。広告には特徴というか共通点があって、
・500円程度の「登録料」を振り込むと予想が提供される。提供期間は3か月程度から1年間と、かなり長い
・広告文にはやたらと「関係者」という字句が躍る。が、具体的に触れられていないところがミソ。関係者と聞けば、厩舎関係者や馬主・生産者・新聞記者・トラックマンを想像するが、
たとえば法人馬主クラブの電話受付だって関係者には違いない。たぶん実在しないものと思われる
・見かけ上の回収率が凄まじい。直近、広告を出した会社は「1か月に1鞍、3連単を1点で提供。目下外れなし。払戻金の平均は3万円超」とのことだから回収率は3万%を超える計算。
当たり馬券への課税で裁判になった会社員は、30億円の馬券を買って31億円の払い戻しを受けたものだった。回収率は約103%。馬券の収支がプラスという人はたいがいそんなものだと思うが・・・・・
・そのくせ、広告には回収率の記載はない。「○○万円の獲得金」という記述はある。広告を少しよく読めば、3600万円の払い戻しを受けるには1億円分ぐらい馬券を買わなければならないことが分かるのだが・・・・・
・補償が手厚い。先の会社は、「回収金が3600万円に満たないとき、または1鞍でも不的中を出したときは登録料500円はクオカードで返金。さらに予想の提供を半年間延長」とうたっている
・「競馬は公正な競技でありデキレースは存在しない」「当社はJRAとは無関係」「100%の的中は保証しない」「馬券の購入は自己裁量・自己責任で」という記載が必ずある
・会社への来訪はお断り、となっている。記載されている住所を訪ねてみてもおそらくそこに会社は存在しない