お前らが推薦した東方二次を俺が購入していくスレat TOUHOU
お前らが推薦した東方二次を俺が購入していくスレ - 暇つぶし2ch274:名無しさん祈祷中・・・
20/04/21 12:32:09.30 yzSimZKi0.net
>>232
拝読した
幻想郷に存在する部落「マヨヒガ」と、その主である橙ちゃんの日々を描く物語の総集編
あらすじ
1 ツクモライト
古びたタンスと、その中に入っていた少女(いらない子)がマヨヒガ入りする話
マヨヒガとは、付喪神の本懐とは…という非常に説明的な作品でもある
2 君の居場所
太古の海からアノマロカリスさんが来訪。貝殻を耳に当てた橙ちゃんは太古の海へダイブする
アノマロカリスさんよりも、むしろ橙ちゃんの人となりについて説明的な作品でもある
3 けたけた
橙ちゃんが小傘に「人を驚かせる技」をレクチャー。ついでに向かい山の戦争も阻止する
照れ笑いの声が怖すぎて、初めて人をビビらせることに成功する小傘。大妖怪の素質を見せる橙ちゃん
4 こひしこがれて
遠くの道具が近くに来たり、勝手に朝ごはんができていたり。マヨヒガに時々起きる怪現象
その犯人は、座敷童と化したこいしちゃん。橙は昔の飼い主、ババアの命日を思い出して泣く
すまんが、一番よくわからん作品。こいし=座敷童で橙とババア宅に出入りしてたってこと?
5 静寂音喩
琵琶の練習をする橙。上手だったらしく、楽器の付喪神たちが我も弾いてくれと集まってくる
今夜は宴会だから駄目と断る橙だが、はたと閃き、宴会参加者が自由に楽器を弾く趣向に変える
6 ゲンソウインパクト
テレビが幻想入り。濫造される番組が無尽蔵に都市伝説を産み、ついに「アンゴルモア」が顕現
だが、ブームに疎い情報弱者橙ちゃんは対大王の最終兵器だった。他の都市伝説と力をあわせ、
アンゴルモアの存在を否定することで撃退。だが今度はちぇええんメールが幻想入り。誰うま
7 晩夏の獣
魔理沙にうり二つの子孫がマヨヒガに来訪。オドオドと可愛さを振りまくもお宝をゴッソリ強奪
泥棒遺伝子の強さを見せつける
8 最期の話
霊夢さんにうりふたつの子孫がマヨヒガに来訪。年末に食料を買い忘れ、餓死寸前で漂着する
妖怪だらけ、友達もいない幻想郷に嫌気がさした霊夢の子孫とともに、マヨヒガは現実入りする
霊夢さんの子孫も「必要とされなくなった道具」の一つだと解釈すると、少々恐ろしい
書評
ほんさくにおける「マヨヒガ」は、必要とされなくなった道具が流れ着く場所だとされている
言わば幻想郷の中の幻想郷、付喪神の最終漂着点。橙ちゃんはその管理人的なことをしている
大筋としては、不思議空間「マヨヒガ」に様々な来訪者がやってくるパターンが多い
諸事情を抱える雑多な人妖が、少々ヤレヤレ系ながら人望篤い橙さんを訪れる感じだろうか
『東方』『遠野物語』という二つの世界観を引用しながらも、極めて独自性の強い話である
ほんさくは、明らかに「サイレント漫画」の系統の雰囲気を目指し、しかも成功している
極力セリフを省き、丁寧に描かれた風景、人物、表情、陰影などで補完する高度な技法である
特に、けっこうクセのある絵柄ながら登場人物の感情は非常に読み取りやすい点については
天性の感覚によって最適なシニフィエを描写されているのだと思う。一種の天才である
しかしながら、少々苦言になってしまうかもしれないが
ほんさくは「言いたいこと」「伝えたいこと」「独自の世界観」にあふれている
これ、サイレント"系"漫画的な省略技法とは悲しいほどに相性が悪いと、ぼくは思う
なぜなら物語を咀嚼し、理解する「苦労」がすべて読者に跳ね返るからである
過去にご推薦のあった作を例に挙げれば
そんだけ。さんの『あややすみ』のような極めて穏やかな日常
やし屋さんの『孤独のアリス~パチュリーのカレー屋さん~ 』のようなしょうもないコメディ
そういったものの中に、読者が安寧に身も心もゆだね、埋没できてこそ
サイレント系の真価があると思う。ジェスチャーゲームを楽しみたいわけではないのだ


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