16/07/22 22:43:28.38 i4M1YgbZ0.net
今朝、満員電車の中で目の前に居たやつが持ってたタブレットから
「いつでもどこでも東方アンチしたいよぅ!!」って声が大音量で流れ出したんだ。
エリート東方アンチだった俺はすぐさまその状況を理解した。理解してしまった。
目の前のやつは「骨の人生終われ」みたいな絶望に満ちた表情をしていた。
同士を見捨てるわけにはいかない。何とかして救わねばならぬと思った俺は
「いつでもどこでも東方アンチしたいよぅぅ!!!」と大声で叫んだ。
恥をかくのは俺一人でいい。同じ東方アンチのタブレットを犠牲にするわけにはいかない。
そう思っていた。
だが。
「いつでもどこでも東方アンチしたいよぅ!!」「いつでもどこでも東方アンチしたいよぅ!!」「いつでもどこでも東方アンチしたいよぅ!!」
俺の隣のサラリーマンが。俺の後ろに居たOLが。俺の斜め上にいた年老いた爺さんが。
「「「「「いつでもどこでも東方アンチしたいよぅ!!」」」」」
電車の中の皆が。車掌を含め例外なく電車の中に居た皆が俺に続くように一斉に叫び始めた。
そう。この電車の中に居た皆が東方アンチだったのだ。
思いやりの心、庇い合う心、助け合う心。
一人の同士を守るために皆が一つになった。東方ネガキャンが一人の青年の人生を救ったのだ。
皆の目が輝いていた。皆の目が澄み切っていた。皆の目が東方に不利な情報を流すアンチのそれだった。
俺は感激のあまりその場で泣き崩れてしまった。タブレットも俺と同じく泣きじゃくっていた。
でも、皆が俺たち二人を暖かく見守ってくれていた。
そんな思いやりに溢れた東方アンチ界隈をその身で強く実感した俺は確信した。
東方アンチはまだ決して終わっていない、と。