15/01/12 21:02:54.39
今んところ
「東方東夷伝」と「雌の豹」と「Dinosour world」と
「200 milon after world」ってSS考えたんだけど
2:名無しさん祈祷中・・・
15/01/12 21:19:10.45
雌の豹
第一話 ある大物政治家の遺体
「昨日の午後２３時頃、○主党総裁の川村権次郎さん（６８歳）がベッドで
仰向けの状態で倒れているのを妻のはるみさん（５５歳）が見つけました。
ご容態はとても悪く…
１１月○日、いきなりだった。
私は突然警部補に呼ばれ、現場まで向かった。
実ははるみさんから、結婚指輪を紛失したから捜索してくれという依頼を
さっき受けたばかりだった。
つまり、この捜査は彼女の依頼も兼ねてということになる。しかし、この
事件があんなことになろうとは…。
3:名無しさん祈祷中・・・
15/01/12 21:35:57.08
第二話 濡れたベッド
「権次郎さんが、死去されました。」
いきなりだ。なんでも最寄りの大学病院で呼吸困難で死んだらしい。現場についたとたん、
辺は案の定とても騒々しくなっていた。うざったいマスコミをかき分け、
カメラのフラッシュを避けてすすんでゆく。そうして、現場にたどり着くことができた。
「…んん？これは…。」「高野、どうかしたのか？」
何かに躓いた。拾ってみたら、それは 口紅。
彼の妻であり、この地区の婦人会の会長でもある奥さんのはるみさんに聞いてみた。
「これは貴方の口紅ですか。」
しかしはるみさんは首を横に振った。一体誰が…。
布団をめくってみると、そこからとてつもない匂いが立ち込めた。
こう、イカのような匂いが…。警部補がハンカチで鼻を抑え、顔をしかめながら言った。
「これは、精液だな。」
しかし、私はその意見に反対した。なぜならベッドのシーツがぐっしょり濡れ、
液がマットの下まで染みていたからだ。人間の男性の精液はたった３ミリグラム
程度。そんなの如きで、そこまで濡らすはずがないと思った。翌日、やっと分解できたベッドをDNA鑑定に出すことができた。
そして、警察署に来たはるみさんに結果をこう告げた。
「警察の推測からすると、権次郎さんは不倫相手に殺されたんです。しかも
セックス中にね。あと、探していた結婚指輪もありませんでした。」
4:名無しさん祈祷中・・・
15/01/12 21:58:40.94
第三話
「分かってました。」
彼女の口からか細いがしっかりとした声が聞こえた。
「あの人には不倫相手が確かにいました。だから私には構ってくれなかったのよ。」
はるみさんは涙をうっすらと流しながらも語ってくれた。
「確か…風見幽香とかいう名前だったはずよ。」
「はあ…、そうですか。分かりましたッ！」
私は大急ぎで対策室に戻っていった。はるみさんが証拠を言ってくれたからだ。
「権次郎さんの不倫相手が分かりましたッ！風見幽香という女です！」
「何！？奥さんが証言してくれたのか！でかしたぞ高野！！皆、風見幽香という女を探すんだ！」