21/06/04 23:36:22.00 viXCNeTE.net
>>28様
ご質問を頂きありがとうございます。
人間の信仰心は興味深いテーマですね。
信仰心は人間の知性の奥深さを示すものの一つだと思います。
それで、信仰心の根源にあるのは客観性だと思います。
例えば、地球上の生き物の大部分は『自分よりも次元の高い存在がいる』というのを明白に認識していません。
しかし、人間は意識することができます。
これは人間には自分を超えた視点(客観性)が備わっているゆえに可能になるのだと思います。
自身より高い存在を認識できる意識は必然的に信仰心を生み、それが宗教の教祖なり学問なり、あらゆる物に対し信仰を持つことに繋がります。
また、自身より高い存在を認識し、そこから逆算することで自身を把握し、適切な行動をすることで自我を超えることが可能になるのでしょう。
ただ、人間が持つ”自分を超えた視点”は人それぞれ精度が異なり、それゆえに、誤った対象を信仰することがあるのだと思います。