民法の勉強法■21at SHIHOU
民法の勉強法■21 - 暇つぶし2ch89:氏名黙秘
12/12/06 13:33:13.33 O8h4OvbY.net
試験で悪い点数を取ると、傷つきます。精神的苦痛が生まれます。
そこでどういうことになるのか。

典型的な人間に生じるのは、「復讐心」です。試験が自分を傷つけた、だから今度は試験が自分を
苦しめることのないように、試験範囲を知ろう。そして、ある人間は、試験範囲の知識を集めることになります。
あるいは、試験を前にして、自分はいい成績を取れる優秀な人間であることを証明しようという気持ちが生まれます。
試験でよい点数をとらなければ「ならない」という後ろ向きの気持ちになります。

ところが、経験があるでしょうが、知識を集めても集めても、かえって不満が生まれると言うジレンマが
生まれます。知識に際限はないからです。法律にここまででよい、という限界などありません。
教育指導要綱が存在した大学受験とは違うのです。
そして、知ろうとすればするほど、成功から遠ざかっているのです。

ある裁判官が言いました。この方は、卒業1年目に合格した方です。
「自分は卒業して試験前はほとんど勉強をしなかった。
 これには2つの意味がある。自分は在学生の頃には死ぬほど勉強した。そして本質をつかんだ。
 本質がわかると、自分の頭で考えたことは、大抵教科書に書いてあるようになった。だから、
卒業してからは勉強する必要がなかった。これが1つの意味である」
そして、もう一つの意味があるが、実はこちらのほうが重要なのだ、と。
「たしかに、気楽な気持ちで本を読んでいたかもしれない。でも、そこに『勉強する』という
試みはなかった。ただの興味本位だった。興味本位だから恐怖がない。恐怖がないから、
試みる必要がない。試みの必要がない所に、努力など存在しない」
そして、彼は、人間の心理に存在する連想のメカニズムと、その連想の発動を阻止する、
「通常とは逆の思考方法」を語りだしたのです。……今日はここまで。
 


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