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憲法改正草案 解説を改訂
1万部配布へ 自民、野党批判に反論
自民党は、昨年4月に発表した党憲法改正草案の解説書を改訂する。
草案に対する野党の批判への反論を中心に、8項目を追加する予定だ。
年内にも全国で始める国民との対話集会で改訂版を配布し、草案に
ついて丁寧に説明することで、憲法改正機運を高めていきたい考えだ。
自民党の石破幹事長は20日、草案の起草者の一人である磯崎陽輔
首相補佐官に改訂版作成を指示した。昨年10月に発行した40項目から
なる初版の解説書の「増補版」と位置づけ、約1万部印刷する。
自民党の憲法改正草案は、7月の参院選などで野党から攻撃の的と
なった。自民党執行部は「野党の批判は『右傾化』などのレッテル
貼りの手法だ。丁寧な説明で国民の誤解を解くことが急務だ」と判
断し、改訂版を作成することにした。
野党からの批判で目立ったのが、人権を保障するために権力を
制限するという立憲主義について、「草案は否定しているのではな
いか」というものだ。改訂版の原案では立憲主義について、「なんら
否定するものではない」と明記、イタリアやドイツの憲法を例に、
国際標準からも外れていない点を強調している。
草案が「公益及び公の秩序を害する目的」の活動を制限すると
したことから、野党から「表現の自由を阻害する」との指摘もあった。
改訂版原案は、制限範囲が「公益や公の秩序を害する直接的な行動」
に限定されると説明し、表現の自由は守られるとした。
読売新聞 2013年9月25日 朝刊 この記事WEBでは公開せず