24/11/07 12:16:35.72 IZzC3Czv9.net
派閥パーティ収入の一部を「政治資金収支報告書」に記載しなかった「裏金問題」で、自民党から公認を得られず、衆院選を無所属で戦った萩生田光一元政調会長、平沢勝栄元復興相、世耕弘成前党参院幹事長、西村康稔元経済産業相。
当選したこの4氏が、自公で過半数を割りこんで窮地に陥っている石破茂首相の求めに応じて、「自民党・無所属の会」に会派入りした。
「しかし、SNSでは『選挙で当選すれば、裏金問題の “禊(みそぎ)” がすんだことになるのか』と反発の声があがっています。自民党内でも『国民感情を逆なでする』と疑問視する議員が多いんです」(政治担当記者)
そうしたなか、11月4日、裏金議員をめぐる大きな動きがあった。不起訴になっていた世耕氏と萩生田氏に対し、検察審査会の新たな判断が下されのだ。
「世耕氏と萩生田氏は、神戸学院大学の上脇博之教授らにより、東京地検特捜部に政治資金規正法違反で刑事告発されましたが、今年5月に嫌疑不十分で不起訴になっていました。これについて上脇教授らは、『不起訴は不当だ』として検察審査会に申し立てていたのです。
結論は世耕氏、萩生田氏ともに不起訴が妥当とする『不起訴相当』の処分でした」(同)
2人の議員が「不起訴相当」と判断された一方、不記載の “実行者” と目されている、それぞれの議員秘書についての判断は異なった。前出・政治担当記者が続ける。
「地検特捜部は『起訴猶予』としましたが、世耕氏とともに検審に申し立てられた同氏の秘書で会計責任者だった男性には、検審は『一般市民の感覚から見てきわめて高額で、刑事責任を負うべき』として、地検に再捜査を求める『不起訴不当』が下りました。
また、5日には萩生田氏の当時の秘書について、審査会の職権で審査し、不起訴は不当だと議決したことが発表されました。
トップの罪はとがめられず、秘書が罪を問われる。なんともモヤモヤする結論です」
今後、特捜部は再捜査をおこない、起訴するかどうかの判断をすることになる。
晴れて無所属当選した世耕氏、萩生田氏は喜びで一杯だろう。だが、国民感情は爆発寸前のようだ。Xにも批判のポストがあふれている。
《人としてどうなの? ってところが一番大きい。法は犯していないが、倫理的、道徳的な疑問が「まだまだ」残っているのよ》
《国会議員守られすぎだろ》
《政治家本人の責任を問わず、会計責任者のみを、起訴せよとは。これじゃ、検審の意味ないよ》
衆院選で大敗を喫した自民党。だが、国民にとって “禊” はまだまだ済んでいないようだ。
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11/5(火) 17:48配信
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