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福島瑞穂氏「上品系」だった衆院選を反省 「社民党はSNSが弱い」「刺さっていない」参院選へ取り組み強化へ|よろず~ニュース
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杉田 康人 2024.11.06(Wed)
国会内で会見する社民党の福島瑞穂党首
社民党の福島瑞穂党首(68)が6日、国会内で定例会見を行った。この日、党の常任幹事会を開催し衆院選の総括案を協議したとして「SNSなどの活用が圧倒的に弱いですから、これをどう強化するかということも獲得すべき論点。2つ目は、やはり政策などが伝わり切れていない」と課題を挙げた。
10月27日投開票の衆院選で、同党は最重要点とした沖縄2区で、副党首の新垣邦男氏(68)が早々と当選を確実に。ただ、全国の比例ブロックに7人の候補者を擁立したが、議席を得ることができず、公示前の1議席から現状維持となった。
福島氏は、得票率が1.7%を超えたことを明かし「岩盤というか、『社民党必要だよね』って思ってくださる人がいるのは本当に、心から感謝。しかし、それ以外にもっと若者やさまざまな人たち…現役の働く世代を含めて、もっと伝わる言葉でやらなくちゃいけないということがテーマになった」と述べた。
社民党は、衆院選の公約で「高等教育の無償化」を掲げたが「大学の授業料の無償化も言っているんですが、ある人が『大学生たちが、大学の授業料の無償化は維新しか言ってない』と言うのを聞いて驚いたと。社民、共産がもともと言ってきたのに、どうして伝わってないんだろうという議論があった」と説明した。
さらに「政策が、実はそれを届けたい人に正確に、きちっと刺さっていない。高等教育って書いちゃうと、大学の授業料の無償化だと思ってもらってない」と反省点も口にした。
福島氏は「本当にもっと、ダイレクトに伝わる政策提言は必要だったんじゃないか…とか、社民党はやっぱり非常に上品系で、もっと打って出るっていうか、けんかしてでも頑張ろうというか、もう少しアグレッシブなところ、必死、っていうところももっと出した方がいいんじゃないか…などなど、いろんな意見が出ました」とした。
「SNSが非常に弱いというのは、社民党が克服すべき点。参議院選挙まで8カ月しかありませんが、しっかりやっていく」と、SNS強化に取り組むとした福島氏。2025年夏の参院選で、政党要件を得る国会議員5人以上、もしくは得票率2%以上の獲得が必要として(略)
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