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産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が実施した衆院選の終盤情勢調査で、東京24区は立憲民主党の新人、有田芳生元参院議員がわずかにリードする展開だ。無所属の前職、萩生田光一元自民党政調会長は苦戦を強いられている。
萩生田氏は派閥のパーティー収入不記載事件で党公認を得られず、比例代表の復活当選が閉ざされている。街頭演説や個人演説会を重ね、高市早苗前経済安全保障担当相や日本維新の会前代表の松井一郎前大阪市長らが応援に駆け付けた。自民の茂木敏充前幹事長、小林鷹之元経済安保担当相らも応援を予定し、テコ入れを急ぐ。
一方、有田氏は不記載事件や旧統一教会(世界平和統一家庭連合)と萩生田氏の関係を争点化し、市民運動家らを前面に出した選挙戦を展開している。立民の野田佳彦代表が公示日に駆け付けたほか、小川淳也幹事長も22日に東京24区入りする。
▽東京24区(6人、敬称略)
与倉さゆり(40)元会社員 参政党新人
有田芳生(72)☆元参院議員 立憲民主党新人
畑尻文夫(69)元学習塾経営 無所属新人
浦川祐輔(31)☆弁護士 国民民主党新人
佐藤由美(52)☆元都議 日本維新の会新人
萩生田光一(61)元経済産業相 無所属(旧安倍派)前職
(届け出順、☆は比例と重複)
産経新聞
10/21(月) 16:26配信
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