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自民党の平井卓也衆院議員と平井議員の政治団体の会計責任者に政治資金規正法違反の疑いがあるとした刑事告発を高松地方検察庁が2023年10月に不起訴としました。高松検察審査会は7月10日付でこの不起訴処分は不当だと議決しました。
2022年11月、神戸学院大学の上脇博之教授が刑事告発していたものです。
告発状では、平井議員が代表を務める政治団体が2020年に開いた政治資金パーティーで「参加できなかった人のパーティー券代を『寄付』として政治資金収支報告書に記載していないのは違法だ」などと訴えていました。
高松地検は2023年に平井議員と会計責任者を不起訴とし、上脇教授が高松検察審査会に審査を申し立てていました。
高松検察審査会は、検察の捜査について「パーティー券が売買された時点で、購入者に出席意思があったのか、実際の参加者をどのように認識、把握していたのか等について、購入者側、政治団体側への十分な確認が尽くされたとは言えず、捜査の余地がある」「パーティーを主催する政治団体の代表である平井議員から聴取などをしない理由はない」と指摘。検察官に再捜査、追加捜査の上、これに基づく処分の再考を求めるとしています。
KSB
7/12(金) 14:06配信
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