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自民・浜田靖一国対委員長、派閥やめて「政策集団」に衣替えは「言い訳に聞こえる」 夜の政論② - 産経ニュース
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2024/3/10 12:00
自民党の浜田靖一国対委員長と、東京・神楽坂の居酒屋「神楽坂船形」を訪れた。浜田さんは衆院議員として10期目を迎えたベテランだが、この大半を派閥に属さずに過ごしてきた。今回の派閥パーティー収入不記載事件を受け、自民では6派閥のうち4つが解散を決めたが、党は「政策集団」として組織を残すことは認める方向だ。かねて派閥解消を訴えていた浜田さんにはどう映るのか。
総裁選は派閥単位より「好き嫌い」
店では、浜田さんが地盤とする千葉県館山市の船形漁港から毎日新鮮な魚を直送している。
テーブルには、本日水揚げされたばかりの魚をさばいた刺し身が登場した。生サバに黄金アジ、ヒラメ…。「特にこのサバ、脂が乗ってうまいなあ。サバうまい」と浜田さんが箸を進める。
「うちの議員は、本当に派閥が好きなんだよね」
浜田さんが思い出したように語り出した。
「これまで、党内では派閥の存在が当たり前という意識があったよね。各派の事務総長が集まる会議で多くのことが決まっていた。議員も派閥が好きなんだ。『育てていただきました』ってよく言うでしょ。今回、従来の派閥をなくして『政策集団』にしますというけど、若干言い訳のようにも聞こえる」
浜田さんがジンジャエールをぐいっと飲む。
「最近、派閥の力で閣僚になった人間が親分のいうことを聞かないというケースがあったでしょ。これはこれで筋が通らない。親分も、おそらく閣僚になるだけの能力があるのか、疑問に思いながら閣内に押し込んだはずなのに」
同席していた市岡豊大記者が(略)
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