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森友学園への国有地巨額値引きをめぐり、公文書の改ざんをさせられ命を絶った財務省近畿財務局の職員、赤木俊夫さん(享年54)の妻、赤木雅子さん(49)が、改ざんを指示したとされる佐川宣寿元財務省理財局長と国を相手に起こした裁判が、来月、7月15日の午後2時に大阪地裁で始まることになった。当初は5月27日に始まる予定だったが、コロナの影響で日程が延びていた。大阪地裁は先月、6月下旬から7月中旬にかけての3つの日程案を提示していたが、その中で最も遅い日程となった。
裁判開始の日程が決まったことについて赤木雅子さんは次のように話している。
「少しでも早く始めてほしいと思っていたので、一番遅い日程になったのはちょっと残念です。でも、とにかく日程が決まってほっとしました。裁判をすることについては、今でも1割くらいはためらう気持ちもありますけれども、亡くなった夫のことを思うと私が逃げるわけにはいきません。夫がなぜ死ななくてはならなかったのか、真相を知るために最後まで頑張りたいと思います」
弁護団によると、法廷は大阪地裁で最も大きい202号大法廷となる方向だが、コロナの関係でまだ固まっていないという。
【執筆・相澤冬樹】
6/1(月) 20:13
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