21/01/13 00:59:17.70 PobF+FJO0.net
>>319
先の大戦での日本の敗因として上げられるものの一つに「レーダー技術」がある。
最先端の軍事技術を前線で使えるように改良・投入した連合軍と、個人の技能と根性に頼るだけの日本軍の思想の差でもある。
八木・宇田アンテナがあるように、日本にその技術の萌芽がなかったわけではない。
ただ、技術の発展よりも、精神力で何とかしようとする合理性の欠けた日本軍隊式精神論では、切り替えが遅れに遅れた。
緒戦は、個人の職人技が最先端の軍事技術と互角に戦えることはあった。だが、人間である以上、消耗する。
特に戦争である以上、簡単に補充が利くわけもなく、劣勢に追い込まれるのは、必然だった。
「兵隊の足に靴を合わせる」のではなく「兵隊の足の方を靴に合わせる」という、合理性の欠けた日本軍隊式精神論では、長期戦、総力戦では勝てない。
そして今現在の、長期戦、総力戦である、「新型コロナとの戦い」。
先の大戦での「レーダー技術」は、「PCR検査」であることは、既に多くの人に指摘されている。
PCR検査技術が日本にないわけではない。
ただ、保健所職員の職人技とも言えるクラスター追跡を重視する「日本モデル」では、PCR検査を軽視した。
緒戦では、保健所所員の職人技ともいえる感染者追跡(クラスター追跡)で何とか戦えたかもしれない。
しかし、長期戦で消耗し、ろくな補給もないまま、次の波が襲ってきた。
職員頼りの、合理性の欠けた「日本モデル」で、長期戦、総力戦に勝てるわけがない。
「進歩のない者は決して勝たない」
敗れても目覚めない日本が、どうして救われるか。
歴史は繰り返す。二度目も悲劇として。