19/04/06 17:38:09.15 bNT0IAVr9.net
森友事件で検察審査会が「不起訴不当」と判断した、国有地の値引き売却。森友学園の小学校の用地だったが、取得は小学校の認可が前提だった。そこで、認可の権限を持つ大阪府が便宜を図っていた姿が、森友学園の籠池泰典前理事長(66)と諄子さん(62)夫妻の話から見えてきた。
異例の“臨時審議会”
2014年(平成26年)12月18日の夜。森友学園の籠池泰典理事長(当時)の自宅の電話が鳴った。この日、学園が出していた小学校の認可申請について審議する、大阪府の私立学校審議会(私学審議会)が開かれた。電話は事務局を務める大阪府私学課の担当者からだった。
「認可保留になりました」つまり認可は見送りだ。これでは小学校はできない。
「え~っ、あなた方、何やってんの?小学校を作らさんつもり?」怒る籠池氏に、私学課の担当者は次のように説明したという。
「できる限り早く臨時の審議会を開く予定にしていますので…」
その言葉通り、1か月後の翌年1月27日、臨時の私学審議会が開かれた。そこで私学課の担当者がいろいろと追加の説明や約束をした結果、森友学園の小学校は条件付きで「認可適当」という答申を受けた。これで通常は開校前に正式に認可されることになる。
政治家による働きかけのあと前向きに
大阪府私学課の担当者は、わざわざ臨時の審議会を開いてまで、森友学園の小学校が認可されるように便宜を図っていたことになる。しかもそれをその日のうちに当事者である学園の理事長に伝えている。だが本来は、大阪府がそこまでしてこの小学校を認可しなければならない理由はないはずだ。
相澤)大阪府が小学校の認可に協力的だったのはなぜでしょうか?
籠池氏)最初は違ったね。私たちが認可申請を出そうとしていた時、大阪府私学課の担当者は非常に後ろ向きで、相手にしてくれない感じだった。それで私たちは懇意にしていたX国会議員(会話では実名)にお願いした。「大阪府がまじめに取り組んでくれないんです。何とかなりませんか?」と。するとX議員は「大阪府なら維新だ。松井知事(当時)に声をかけよう。それならできるさ」と言ってくれました。実際にX議員がどのように働きかけをしてくれたのかはわかりませんが、それから次第に反応が変わってきた。ほかにもいろんな政治家にアプローチして大阪府への働きかけをお願いしました。これでだいぶ変わった。私学審議会に認可を諮る前には、私学課の担当者が「審議会は私学課の考え通りになりますから、大丈夫、心配せんといてください」と太鼓判を押すくらいやったね。
相澤)その時の審議会では、私学課が国有地取得について発言しています。「私学審議会での認可適当の答申を前提に、国有地処分について審議する近畿財務局の審議会が2か月後に開かれることになっている」と。つまり認可適当にならないと国有地を取得できない。これをわざわざ言うのもおかしなことです。
籠池氏)私学課は近畿財務局と綿密に連絡を取り合っていましたからね。財務局も協力してくれましたよ。財務局の担当者が何回も大阪府庁に足を運んで、認可と土地の取得について私学課と調整していたんです。財務局の担当者も「私も何回も言っているから大丈夫ですよ」と言ってたね。
相澤)でも「認可保留」になりましたが。
籠池氏)それは怒ったけど、まあその1か月後に臨時の審議会で「認可適当」になったからね。大阪府は小学校の認可に協力してくれていたんですよ。国会で私の証人喚問が行われた時(2017年3月23日)、「松井知事(当時)にはしごを外された」という私の発言について、維新の議員が言ったでしょ。「松井さんはあなたが学校ができるようなはしごをかけて」と。その通り。松井さんは我々のためにはしごをかけたんですよ。
ところが、あの国有地の値引き問題が起きた。国会で安倍首相や昭恵夫人の関わりが追及されると、松井さんは手のひらを返した。まず「敷地のごみを撤去しないと認可は難しい」と言い出して、小学校を認可しないという流れを作った。さらに「森友学園の補助金がおかしい」と言い出して、国有地の問題から世間の目をそらし、安倍首相を助けた。
続きはWebで
相澤冬樹
大阪日日新聞論説委員・記者(元NHK記者)
4/5(金) 9:15
URLリンク(news.yahoo.co.jp)
スレ★1が立った日時 4/5 19:42
前スレ
【森友事件】森友学園・籠池夫妻が語る大阪府の「便宜」安倍首相の「手のひら返し」
スレリンク(seijinewsplus板)