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【仏メディア】カンヌ受賞の是枝裕和監督を祝福しない安倍首相を、フランスの有力日刊紙「フィガロ」が痛烈に批判
スレリンク(newsplus板)
◆「海外での受賞に賛辞を送るはずの安倍首相は、沈黙を保ったままだ」
5月22日、フランスの有力日刊紙『フィガロ』が「日本政府にとって窮地・困惑」という見出しの記事を掲載した。
そこには、是枝裕和監督が『万引き家族』がカンヌ国際映画祭の最高の栄冠「パルムドール」を受賞したことへの、
安倍政権の対応について書かれていた。(参照:「LE FIGARO」)
同記事では、リードで「是枝監督がカンヌ映画祭でのパルムドール最高賞を受賞していたが、海外での受賞に
絶え間ない賛辞を贈るはずの日本の首相は沈黙を保ったままだ」と書き、その理由として「映画監督(是枝氏)
が彼らの映画作品やインタビューの中で日本の政治を告発してやまない」ことをあげている。
そして、本文はこう続く。
「海外での優秀な賞を受賞した日本国籍の人に対して、日本政府が称賛の意を慎むということは非常にまれだ。
2016年のノーベル医学生理学賞を受賞した大隅良典氏、それに引き続いてノーベル文学賞を受賞した
カズオ・イシグロ氏、そして、平昌冬季オリンピックでメダルを獲得した日本人選手たち、かれらはすべて
安倍晋三首相から称賛され、賞を授与されたものもいる」
◆日本人が世界的な賞を受賞すれば、必ず賞賛してきた安倍首相だが……
なるほど、確かに安倍晋三首相といえば、平昌冬季五輪で羽生結弦・選手が金メダルの栄冠に輝いたときは、
羽生選手にすぐさま電話を入れ、首相が電話している姿までわざわざ公表した。
さらには、いまは日本国籍ではない作家のカズオ・イシグロ氏が、ノーベル文学賞を受賞した時もそうだ。
「このたび、カズオ・イシグロさんがノーベル文学賞を受賞されました。誠におめでとうございます。長崎県長崎市の
ご出身で、小さい頃にイギリスにわたり、作家活動を行ってこられました。日本にもたくさんのファンがいます。
ともに、今回の受賞をお祝いしたいと思います」というコメントを発表した。