18/05/03 18:36:28.31 MdjAEY8J0.net
籠池 佳茂facebook【国会について】
野党が審議拒否を続けている。私は正直複雑だ。国会は「数の論理」で動いている。
与党に対する抗議の意味合いなんだろうが、いつまでも審議拒否をし続けても議席の数で大幅に下回っている以上、
国会運営のキャスティングを握るのは与党にある。
しかもこれは選挙によって合法的に決められているので致し方あるまい。
このまま「憲法改正」の動議まで審議拒否を続けるつもりなんだろうか。
野党６党と言うといかにも数が多いように思うが、実際は議席の数では衆議院では野党６党合わせて3分の1にも満たない。こうした実態を国民の多くは知らない。
野党の要求はこうだ。「私達に納得出来る回答が欲しい」と。しかし残念ながら私達に納得いく。というのは極めて曖昧なラインで終わりがない。
交渉事において終わりがない交渉は交渉とは言えない。こう言えば怒られるかも知れないが、いつまでも審議に応じない姿勢は国民に対して誤解を与える。
特に民主党時代の政権運営に強いアレルギーを持つ人々は、いくら野党が追求する議題に追求するに足る内容があっても、
それが国民生活全体にどの様な波及を及ぼすかの理解は各々によっては違うし、中々に全ての人達に理解が得られるものでもないと思うのだ。
しかも問題の本質を知る人々にとっては、もうお腹が一杯で正直辟易しているのではないかとも思うのだ。
私自身も正直言いたい事はある。しかし総理がしっかりと事態の収拾に努められると明言されている以上はその言葉を信じるのが大人としての良識なのではないかとも思うのだ。
一体野党はこのまま審議拒否を続けていて何処に向かうつもりなんだろうか？
強きも程ほどにしておかないと後で手痛いしっぺ返しを食らうのではないだろうかと心配である。
誰に？勿論、「国民にである。」
そうなればせっかく積み上げて来た皆さんへの信任が更に低下する恐れすらあるのではないか？北風も程ほどにしておかないと誰もその風に触れたがらなくなってしまうと思う。
中にいる人はそれはそれで楽しいのかも知れないが、もっと世の中全体を見渡さないと政党の運営すらままならなくなるのではないだろうか？
「働き方改革法案」も多くの勤労者或は労働者にとりては大切な問題で、経済界からの強い要望で審議している事からして、前向きな対応を議会に対して示すべきではないだろうか？
何よりも「国益」に対しては与野党問わず協力しながら日本国や日本国に住まう全ての人々の為に尽力して頂きたいと願う。