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(2018/02/12-06:13)時事
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【モスクワ時事】ロシアのラブロフ外相は国営テレビのインタビューで、北方領土問題について「第2次大戦の結果」であり、日本がこれを認める必要があるとする見解を改めて示した。ロシア外務省が11日、インタビュー内容を公表した。
ラブロフ氏は平和条約締結後に北方領土の色丹島と歯舞群島の引き渡しをうたった1956年の日ソ共同宣言に触れ、「われわれは平和条約の締結を望んでいる」と発言した。また日ロ首脳が合意した北方四島での共同経済活動の議論が両国間で進んでいると説明した。
一方で、平和条約締結交渉では「日米関係が意味を持つ」と指摘。日米安保条約によって「米国は日本の任意の地域に基地を置く権利を持つ」と警戒し、この問題が交渉の焦点となっているとの認識を示した。