17/10/28 18:38:32.74 i08Phhsl0.net
>>186
希望の党は第二の「民社党」w
民社党のイデオロギーは有権者に評判が悪かったです。
「反共」を理由にその党に投票する有権者がどれくらいいるかも疑問ですが、
そのような有権者は自民党に投票する可能性が高い。
民社党のチリ・ピノチェト政権支持、韓国・朴政権支持なんてのは、
人権に対するこの党の無関心ぶりを証明しているわけで、
それは民社党に投票をする可能性のある有権者に
あまりアピールするものではなかったでしょう。
第2に、民社党の政治家の資質の低さです。春日一幸なんてのは、
支持者や一部有権者には人気はあったのでしょうが、
政治家としてはろくでもない人間という以上の評価はできないでしょう。
支持はしなくても、ある程度敬意を払われる、といったレベルでもない。
このあたり共産党の政治家が、イデオロギーとかは違っても全般として
政治家としての実力が高いことは、他党の政治家からも認められていることと
えらい違いです。社会党の政治家のほうがずっと実力があったし、
公明党にもだいぶ劣ったのでは?
これも、たとえば政治家の魅力で投票する気持ちにもならないというのが
多くの有権者の正直なところだったでしょう。
最後に、民社党の主要支援組織であった労働組合、旧・同盟の力のなさです。
社会党を支援した旧・総評と比べると、組合としてのありかたその他で
やはり勝負にならない。同盟の力のなさが民社党支援の不十分さにつながったのか、
そもそも同盟に民社党を支援する意欲が低かったのか、
それがどれくらい複合しているのか、そのあたり詳しいことは
私も勉強していませんが、つまりは同盟の支援は民社党を強くするものではなかったということです。
民社党は、イデオロギー、政治家の資質、支援組織のすべてがダメダメだったと思います。
民社党は他党と比べても数段どうしようもない政党でした。
URLリンク(blog.goo.ne.jp)