17/06/22 15:22:01.83 CAP_USER9.net
東京都の小池百合子知事が率いる地域政党「都民ファーストの会」の人気に押され、迷走ぶりが際だっているのが民進党だ。現有議席１８から、１桁台になるとの激減も予想されるなど、強い逆風にさらされている。
“離党ドミノ”は止まらず、当初３６人を予定していた公認候補者は、現在は２４人（現職７、元職７、新人１０）に。離党者のうち、元職と新人は「都民公認」になり、現職は無所属で都民推薦となるなど小池氏との近い距離感を強調する。中には蓮舫代表が応援演説に入った数日後に離党届を提出する現職が出るなど「異常事態」（永田町関係者）となっている。
蓮舫氏は「休日返上」（民進党）で都内を駆け回り応援を重ねているが、都連関係者は「１人目の離党者を除名にしなかったことが間違い。除名にしないことで、小池氏と手を組めると高をくくっていたのではないか」とため息をもらす。
離党組も順風というわけではない。５月末に行われた共同通信の世論調査で、投票先を「都民」とした人が１１％にとどまる厳しい結果が発表された後、一部の推薦候補者に都民本部から「文書」が届いた。内容は今後の製作物について「本番ポスター、公選はがきなどには小池氏との握手写真は使用しない」「小池氏の推薦コメント掲載は遠慮して」、選挙公報には「都民ファースト推薦の表示を使用」などと細かい指示が記されていた。「公認」と「推薦」では立場が違うとでも言いたげな文書にも見える。
はがきに小池氏との握手ショット掲載を予定していた多摩地区の現職は、印刷直前で差し替えた。「小池氏は都知事選の時、自民党東京都連が党内に通達した文書で、嫌な思いを経験しているはず。こんな物を出されて、気分がいいものではない」と憤っていた。
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