17/05/30 08:17:52.74 LG6UpB/e0.net
下記記事から引用いたします。
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S: [２軒目に入り約１時間後、突然めまいがしてトイレに立ち、記憶が途絶えた。]
（この間に被害を受けたとおっしゃっていることになります。）
E: [目が覚めたのは翌午前５時ごろ。]
つまり,SからEの時間は御記憶がなく、覚えてらっしゃらなかった。というご主張だと思いますので、
このS-E間は、意識の有無にかかわらず、単純に覚えていない、記憶にないということだと思います。
ただし、[薬を入れられたと主張する詩織さんは][お酒で記憶がなくなったことはない。強いと周りから言われる]
ということですが、まず薬をご自分の意志に反して知らぬ間にどこかで飲まされたもの、と仮定します。この仮定を仮定1とします。またこの薬をY1とします。
ところで、この仮定１で飲まされたかもしれないこの薬Y1はどういう効能の薬であるかについてですが、
この薬の効能は、詩織さんのご主張とタクシー運転手さんのご証言を合わせますと、
K1. 意識の有無にかかわらずまたお酒をのんだ状態で
K2. タクシーの運転手さんに声をかけられて返答はでき、
K3. 記憶を失わせる
といった、K1-K3の効能を満たす薬Y1であると思われます。
なおこの時、１・２件あわせて、飲んだ酒量は [ビール・コップ２杯、ワイン・グラス１杯、日本酒２合を山口氏と分け合ったという。]
というご主張だと思いますが、ここはご主張でありますので、アルコールの摂取量は残念ながら定かではありません。
また、[お酒で記憶がなくなったことはない。強いと周りから言われる]とそれほどは飲んでいなかったということになると思いますが、このアルコール摂取量に
ついては、残念ながらその摂取量を裏付ける記述は見当たりませんので、摂取量は不明であると思われます。
そうしますと、前述のK1-K3の効能を同時に満たす薬Y1の詳細についてはアルコール摂取量D(不明)により薬1の成分Zおよび薬効量Xも変化しますので、
非常に特定がむづかしいと思われます。
かりに、摂取量が、ご主張のとおりであるとしても、K1-K3をみたすアルコール摂取量は記述からは特定できないと思います。(アルコールの摂取量により薬効は大きく変化する場合があるので）
さらに、その特定成分Zでかつ変化する薬効Xであった薬Y1が、K1-K3までの状態を特定期間満たした証明が必要になると思われます。
すなわち、一番無づかしいのは、どれぐらいのどのような薬をどれだけ、のまされたのか、という証拠B1だと思います。さらに、酒量もどれぐらいであったか、という証拠B2も必要になると思われます。
しかしながら、この記事によりますと、これら証明B1と証明B2がありません。いったん、被害届をだしたことにより、警察の一次捜査により見つかった証拠類は、ここまでなのだと思います。
すなわち、遺憾ながら、肝心の証明B1と証明B2がとれなかったのだと思います。また、使用された薬についても該当すると思われるものが検出あるいは特定できなかった、
ということだとおもいます。すなわち、薬については、全く証拠として採用できるものがなかった、と思われます。
よって、警察側では、証明証拠が不十分なので不起訴にいたったのではないか、と思われます。