17/05/08 19:44:16.94CAP_USER9.net
常識的に考えると、現在の自衛隊の存在は、明らかに違憲状態であるので、この矛盾を是正するためには、憲法を変えるか、自衛隊を無くすしかないことになる。
しかし、軍事力を持たない国家などは有り得ないので、常識的には憲法を変えるしかない。
これは子供が考えても、そう成らざるを得ない帰結であると思われるのだが、なぜか日本では聖書でもない憲法を少しでも変えることに拒絶反応(脊椎反射)を示す勢力が存在するため、
全く事態が進行しない。いや、むしろ、「憲法」を「聖典」と認識している人々が存在しているがために変えることができないと言った方が正解だろうか。
前置きはこの辺にして、昨日、『日本人にリベラリズムは必要ない。』(田中英道著)という新刊を読んでみた。
ちょうど、本書には憲法9条のことについてもタイムリーな話が書かれてあったので、レビューがてらに少し紹介しておきたいと思う。
著者は「リベラル」とは「隠れマルクス主義者」であり「偽装された左翼」と位置づけている。元々は「左翼リベラル」だったものが、
ソ連の崩壊を機に、「左翼」をカットして「リベラル」になったと書かれている。
具体的に言えば、革命のターゲットを「経済」から「文化」に切り換えた。つまり、左翼は経済を破壊することが目的だったが、
リベラルは文化を破壊することが目的になったということ。
左派野党が何でもかんでも反対するという万年風物詩的な言動も、実は意味のある活動であり、「批判理論」というものが、そのベースになっているらしい。
「批判理論」については『病むアメリカ、滅びゆく西洋』(パトリック・ブキャナン著)に詳述されている。
一部抜粋
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