17/04/18 10:07:24.36 CAP_USER9.net
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4月16日にGINZA SIXのオープニングセレモニーにおけるスピーチで安倍首相が忖度を求めたことに野党が反発していると報じられ話題になっています(画像は政府インターネットテレビより)。
「忖度」に蓮舫代表への皮肉で会場盛り上げ
安倍首相はGINZA SIXで各地の名産品を買うことが出来るとしていくつかの例を挙げていましたが、原稿に山口県の名産が含まれていなかったことを取り上げてこのように述べ会場を沸かせていました。
「えーこれ、原稿には残念ながら山口県の物産(会場から笑い)等々が書いてありませんが恐らくあるんだろうと思います(安倍首相笑い)。えーよく私が申し上げたことを忖度して頂きたいと(会場大きな笑いと拍手)こう思うわけであります。」
この発言に対し日本テレビは民進党幹部が「笑い話ではない」「(森友学園問題が)終わったと勘違いしているんじゃないか」と批判していると報じている他、共産党の小池晃参議院議員はTwitterで安倍首相が忖度という言葉を使ったことに対し「あまりにも傲岸不遜ではないか」と非難し不快感を露わにしています。
また日本経済新聞は「野党が再び批判を強める可能性もありそうだ」共同通信の記事を掲載した日刊スポーツは「『悪乗り』した格好」などとしており、安倍首相の冗談をメディアは総じて否定的に扱っているようです。
しかし冗談でさえ問題視するというのであれば安倍首相のスピーチでは他にもこんな場面がありました。アベノミクスのスタート時に1兆円の投資をすると表明していた森ビルの辻社長に更なる投資を求めた上、会場にいた銀行関係者にも「辻さんの要望に応えて貰いたいと思います」と語っていたのです。
こうした場における発言を問題視するというのであれば特定企業に投資の増額を求めた上、銀行に対しても協力を促した点に触れず、名産品リストに含まれていなかったからと「忖度」を求めた点を取り上げる野党やメディアの姿勢に疑問を向ける必要がありそうです。
更に安倍首相はスピーチの後半で日本の観光競争力ランキングが順調に順位を上げ、2017年には世界で4位になったことに触れた際、民進党・蓮舫代表が過去に「2位じゃダメなんですか?」と発言していたのを念頭にこんな揶揄も飛ばしていました。
「しかし、4位で満足していてはいけません。2位じゃダメなんですか?ということであればですね(会場から大きな笑い)下がっていってしまうんです。」
安倍首相のスピーチ中、何度も会場から笑いや拍手が起きていましたが、いずれにせよ野党とりわけ民進党にとっては「忖度」をこのように使われた上、観光競争力ランキングの話で「政権交代前は20位以下に低迷をし、アジアでも香港に負けていました」と前置きされた後に安倍政権下で4位まで観光競争ランキングを高めたとダシに使われ、蓮舫代表の「2位じゃダメなんですか」までもが笑いの種にされるなど踏んだり蹴ったりだったと言えそうです。
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