17/04/08 00:50:14.80 rx+LPnCc0.net
「今回の攻撃どうお考えですか」
三つ言いたいですね、一つはこのシリア爆撃の正当性の問題
もう一つはそこに至ったアメリカの意思決定の問題。三番目に、これに対する
安倍政権の姿勢の問題。第一の問題についてはまず、国際法的な正当性はほとんどないですね。
勿論、アサド政権がやったかもしれませんけれども、アサド政権は日に否認していますし
アメリカは各省があるとか言っていますがこれについては私はは歴史的健忘症というのを感じるんですよ
日本の国民にも、メディアにも。2002年のイラク戦争を思い出してください。大量破壊兵器、核保有の確証があるといって
やったところに対して何も出てこなかった。今回、イギリスも意思表明をしているようですが
これはだめですよ。やはり、中立的な公平な期間による事実の検証をしたうえで
それは確認できた段階で国際的な規制をするのはわかりますが、これは許しがたいと思います。
もう一つは、戦略的正当性ですね。今の選挙前のトランプのhプはまともな事言ってたでしょ
アサド政権も酷いけどアサド政権に対抗する軍事組織も酷い事。当初はアラブの春
平和的な市民運動で民主化を求めている人たちがいっていたんですが、そこにISだの
アルカイダ系の武装組織だの様々な過激な思想を持つものがいっぱい入ってきて戦闘がひどくなって
当初の平和的な民主運動の指導者たちはもう十分だと。戦闘員の質が変わっちゃったんですね。
私は、アサド政権は独裁的でよくないと思うけれども、じゃあ対抗する武装組織は?
アサド政権はまだ世俗的ですから、対抗する組織は独裁的どころかそれに宗教的な不寛容だとか
そういうのもあるわけで。そういったときにさらに事態のアナーキー化を促進するようなことを
したらいけないわけで、私たちはとりあえずはアサド政権によって秩序指維持だけは最低限したうえで
民主化は時間を掛けて本来やるべきだと。逆に、トランプは昔はそうだったから
それで支持されたと思うんです。それを裏切った背景は一体何かというのが政治t歴史氏決定の問題で
マティス国防長官が元軍人ですから合理的で冷静沈着な人だとみんな安心しましたね。
私はバノンさんみたいなちょっと危険な人間が最高顧問じゃ安心できないんじゃかないかとおもっていたら
NSCからバノンが外されて安心していたんですよ。そしたら、これでしょ。とらると、今回の
安全保障に関する意思決定をアメリカのNSCがちゃんと、長期的な戦略的熟慮に基づいてやっているかどうか
わからない。今見たら支持率が低迷しているから突然豹変していきなり上げようとしたとか
極めて短期的な視野でトランプさんが動いているかもしれないとしたらますます危ないですね
「それを支持すると言ったのが安倍総理ですね」
そうです。その意味で安倍さんについてはアメリカを表立って批判できないにしても
これ以上、シリアの情勢を不安定化することが無いように、やっぱり次長を求めたいとかね
ある種、批判的距離を置かなきゃいけないし、なぜかというと今回のアメリカのシリア攻撃の意図が
北朝鮮と中国に対する威嚇だと、単なる張ったりじゃないぞ、やるぞ、ということだとしたら
ますます日本にとって危ない。北朝鮮に対する軍事的措置にアメリカが踏み切ったとしたら
北朝鮮は在日米軍に反撃しますから。その在日米軍基地を一気に無力化する力がアメリカにあるかというと
これは非常に厳しい。北朝鮮だって動きますから。こういう状況だってアメリカに対して手放しで高く評価する
と一時言ったり。これは私は日本の首相として非常に心配ですね